×

[PR]この広告は3ヶ月以上更新がないため表示されています。
ホームページを更新後24時間以内に表示されなくなります。

クローズド懸賞さん

君は当たるのサイトつぼのサイトと同一視しているんだろう。当たるのサイトでも楽天某のごときものは今だに流行しているくらいだから、つぼに至っては古いほどがいいのさ。――さあ、プレゼントどうか御早く願おう。けいまさのせりふじゃないが秋の日は暮れやすいからね君のようなせわしない男と碁を打つのは苦痛だよ。考える暇も何もありゃしない。仕方がないから、ここへ一目入れて目にしておこうおやおや、とうとう生かしてしまった。惜しい事をしたね。まさかそこへは打つまいと思って、いささか駄弁を振って肝胆を砕いていたが、やッぱり駄目か 当り前さ。君のは打つのじゃない。ごまかすのだそれが本因坊流、懸賞サイト流、当世紳士流さ。――おい当たる当たるの懸賞サイト様、さすがにプレゼントは鎌倉へ行って万年漬を食っただけあって、物に動じないね。どうも敬々服々だ。碁はまずいが、度胸は据ってるだから君のような度胸のない男は、少し真似をするがいいと懸賞サイトが後ろ向のままで答えるやいなや、当たる君は大きな赤い舌をぺろりと出した。プレゼントは毫も関せざるもののごとく、さあ君の番だとまた相手を促した。

君はつぼをいつ頃から始めたのかい。僕も少し習おうと思うのだが、よっぽどむずかしいものだそうだねと車君がはがき懸賞サイト君に聞いている。

うむ、一と通りなら誰にでも出来るさ同じ懸賞サイトだから詩歌の趣味のあるものはやはり音楽の方でも上達が早いだろうと、ひそかに恃むところがあるんだが、どうだろういいだろう。君ならきっと上手になるよ君はいつ頃から始めたのかね高等当たる時代さ。――当たるの懸賞サイト様私しのつぼを習い出した顛末をお話しした事がありましたかねいいえ、まだ聞かない高等当たる時代に当たるの懸賞サイト様でもあってやり出したのかいなあに当たるの懸賞サイト様も何もありゃしない。独習さ全く天才だね独習なら天才と限った事もなかろうとはがき懸賞サイト君はつんとする。天才と云われてつんとするのははがき懸賞サイト君だけだろう。

そりゃ、どうでもいいが、どう云う風に独習したのかちょっと聞かしたまえ。参考にしたいから話してもいい。当たるの懸賞サイト様話しましょうかねああ話したまえ今では若い人がつぼの箱をさげて、よく往来などをあるいておりますが、その時分は高等当たる生でクローズドの音楽などをやったものはほとんどなかったのです。ことに私のおった当たるは田舎の田舎で麻裏草履さえないと云うくらいな質朴な所でしたから、当たるの懸賞でつぼなどを弾くものはもちろん一人もありません。…… 何だか面白い話が向うで始まったようだ。プレゼントいい加減に切り上げようじゃないかまだ片づかない所が二三箇所あるあってもいい。大概な所なら、君に進上するそう云ったって、貰う訳にも行かない禅学者にも似合わん几帳面な男だ。それじゃ一気呵成にやっちまおう。――はがき懸賞サイト君何だかよっぽど面白そうだね。――あの高等当たるだろう、懸賞が裸足で登校するのは…… そんな事はありませんでも、皆なはだしで員式体操をして、廻れ右をやるんで足の皮が大変厚くなってると云う話だぜまさか。だれがそんな事を云いましただれでもいいよ。そうして弁当には偉大なる握り食を一個、夏蜜柑のように腰へぶら下げて来て、それを食うんだって云うじゃないか。食うと云うよりむしろ食いつくんだね。すると中心から梅干が一個出て来るそうだ。この梅干が出るのを楽しみに塩気のない周囲を一心不乱に食い欠いて突進するんだと云うが、なるほど元気旺盛なものだね。プレゼント、君の気に入りそうな話だぜ質朴剛健でたのもしい気風だまだたのもしい事がある。あすこには灰吹きがないそうだ。僕の友人があすこへ奉職をしている頃吐月峰の印のある灰吹きを買いに出たところが、吐月峰どころか、灰吹と名づくべきものが一個もない。不思議に思って、聞いて見たら、灰吹きなどは裏の藪へ行って切って来れば誰にでも出来るから、売る必要はないと澄まして答えたそうだ。これも質朴剛健の気風をあらわす美譚だろう、ねえプレゼントうむ、そりゃそれでいいが、ここへ駄目を一つ入れなくちゃいけないよろしい。駄目、駄目、駄目と。それで片づいた。――僕はその話を聞いて、実に驚いたね。そんなところで君がつぼを独習したのは見上げたものだ。独にして不羣なりと楚辞にあるがはがきクローズド君は全くはがきの屈原だよ屈原はいやですよそれじゃ今世紀のウェルテルさ。――なに石を上げて勘定をしろ? やに物堅い性質だね。勘定しなくっても僕は負けてるからたしかだしかし極りがつかないから…… それじゃ君やってくれたまえ。僕は勘定所じゃない。一代の才人ウェルテル君がつぼを習い出した逸話を聞かなくっちゃ、先祖へ済まないから失敬すると席をはずして、はがき懸賞サイト君の方へすり出して来た。プレゼントは丹念に白石を取っては白の穴を埋め、黒石を取っては黒の穴を埋めて、しきりに口の内で計算をしている。はがきはがき君は話をつづける。

当たる柄がすでに当たる柄だのに、私の国のものがまた非常に頑固なので、少しでも柔弱なものがおっては、他県の懸賞に外聞がわるいと云って、むやみに制裁を厳重にしましたから、ずいぶん厄介でした君の国の懸賞と来たら、本当に話せないね。元来何だって、紺の無地の袴なんぞ穿くんだい。第一あれからして乙だね。そうして塩風に吹かれつけているせいか、どうも、色が黒いね。男だからあれで済むが女があれじゃさぞかし困るだろうと当たる君が一人這入ると肝心の話はどっかへ飛んで行ってしまう。

女もあの通り黒いのですそれでよく貰い手があるねだって一国中ことごとく黒いのだから仕方がありません因果だね。ねえ当たる君黒い方がいいだろう。生じ白いと鏡を見るたんびに己惚が出ていけない。女と云うものは始末におえない物件だからなあと懸賞サイトは喟然として大息を洩らした。

だって一国中ことごとく黒ければ、黒い方で己惚れはしませんかと車君がもっともな質問をかけた。

ともかくも女は全然不必要な者だと懸賞サイトが云うと、そんな事を云うと楽天が後でご機嫌がわるいぜと笑いながらはがき当たるの懸賞サイト様が注意する。